わが家は2歳と3歳と30代夫婦4人家族です。
仕事は妻はパートで私は平凡なサラリーマン。
年間の収入は430万円程度。(子供手当などわが家で考えられるすべての収入を含みます)
年間の支出は330万円程度。
年間の貯金額は100万円程度+不確定収入分(ブログ収入など)って感じですね。
- マイホームを買うために最低限(絶対に)必要な知識は自身が何千万円の支払いが可能かを知ること
- 突然ですが夫婦でお金の話できますか?
- 無理のない住宅購入可能金額っていくらなの?
- 年間支出予想を算定する
- これから先に必要となる貯金額を算定する
収入と貯金の関係で考えると収入のうち23%を貯金に回せていることになります。
一般的に多いのは年間の収入のうち貯金できる割合は5%〜10%程度ということですのでわが家の貯金率はかなり良い方ではないでしょうか。
(実際は収入のうち貯金に50%以上を回している強者もおりますがw)
そんなわが家は2019年10月にマイホームを建てることを決めました!
長女が生まれてからマイホームを考え始めて3年以上いろんなハウスメーカーさんのお話しを聞いたり、建売や見学に行ったり、ファイナーシャルプランナーさんからお金の話を聞いたりしながら様々な経験を積みました。
そんなたくさんの経験を経て2019年10月にアイフルホームさんと契約しました。
現在、マイホームの新築工事もかなり進んでおりもうすぐ内装のクロス貼りに突入という段階です。(2020年6月に引っ越しました。)
ここまでマイホーム作りに関して学んだことや後悔したことがすでにたくさんあります。
そんな私の思いをこれからマイホーム作りをする読者の方々へ少しでも伝えることができればいいなぁと思っています。
今回はその1回目の紹介。
マイホームが欲しいと思う方はとりあえず住宅展示場に行ってみようという方が多いのではないでしょうか。
私もそう思い行動した1人ですw
なんの知識もなく展示場で漠然と家の感じを見学してもいいと思います。
ただし、展示場には営業マンが必ずいることはお忘れなく。
マイホームを買うために最低限(絶対に)必要な知識は自身が何千万円の支払いが可能かを知ること
まずは自身が何千万円のローンなら支払うことができるかをご自身で知っておく必要があります。
(一括で家を買うような強者には私のブログは必要ありません。私は平凡なサラリーマン目線で住宅ローンを組んでマイホームを買う方に向けて記事を書きます)
あなたはいくらまでの住宅なら購入できるか自身で知っていますか?
私が冒頭に自己紹介としてお話した内容がここから先の話と大きく関係してきます。
簡単に私の自己紹介をまとめます。
冒頭の自己紹介
・年間収入:450万円
・年間支出:330万円
・年間貯蓄:100万円(収入と貯金の比率23%)
この内容をご自身で把握することができれば住宅購入可能金額がわかります。
私の場合は35年ローンで2,500万円〜3,000万円の範囲なら住宅ローンを組んでも今までの生活を送っても無理なく生活することができると判断しました。
マイホームを購入してそのローンを支払うために仕事を今以上に頑張って収入を増やす必要があるようなことになるのは絶対いやでした。
今までのように年に数回の家族旅行を続けつつ、美味しい料理を食べ続けながらも暮らしていける住宅の金額を自身の住宅購入可能金額としたのです。
突然ですが夫婦でお金の話できますか?
わが家はマイホームを考えはじめてから、わが家に資産はいくらあるのか。
わが家の支出はいくらくらいなのか。また、無駄遣いはしてないのか。
などお金の話は夫婦で話し合ってきました。
が。
お互いの通帳を見ることになるのはマイホームの契約前くらいのことでした。
ざっくりは話していましたがやはり通帳みせて。とはお互い言いづらいものでしたね。
実際、通帳を確認してからは今まで話し合ってきたわが家の資産は間違いなくあるものだと確信できるとともに、なんとなく夫婦の絆もレベルアップしたように感じます。
あなたの家庭はお金の話はできますか?
マイホームを考えるならお互い腹を据えてお金の話を共有することが必須ですよ。
どうしてもしたくない方はご自身1人の収入で家族を養っていけるレベルの家を購入しましょう。
無理のない住宅購入可能金額っていくらなの?
この金額はその時の住宅ローンの金利とも大きく関係します。
私の実施した方法を紹介します。
住宅購入可能金額の算定方法
・ご家庭の年間収入予想を算定する
・ご家庭の年間支出予想を算定する
・これから先の必要となる費用(貯金額)を算定する
大きな項目としてはこの3つを算定していく必要があります。
1つずつ紹介していきます。
(詳細はこちらの記事にまとめています。参考にしてみてください。)
年間収予想を算定する
これは未来的に住宅ローンに振り回されないために、今後も必ず取得できる収入のみで算出するのが理想です。
必ず取得できる金額とはいえ将来サラリーマンを首になる可能性もあるし、そんな金額算定できないよと思われる方もいると思います。
仕事を首になるまで考えるとマイホームは取得できません。
ここまで考える方は賃貸がベストだと私は思います。
それでもマイホームがほしいと言われる方は戸建よりは価値の下がりにくいマンションの購入の方が相性が良いと私は思いますよ。
話を戻しまして今後も必ず取得できる収入とは、現在の給与(残業や特別手当抜き)の給与のみで算定する年間収入のことです。
あなたの嫁さんがパートだったり無職だったり、あるいは正社員だけど子育てに専念するため仕事を辞めたいと思われるような方でしたら、今後も仕事を続けていくであろう方の収入のみで考えることをおすすめします。
わが家の場合は妻はパートであり、現在の考え方では育児にがっつり関わりたいという考えを持っているため年間収入は私の給与と子供手当と住宅取得でもらえる住まい手当のみで算出しています。
年間支出予想を算定する
先にわが家の支出例をご覧ください。
わが家の支出例
(固定費)
・食費
・外食費
・健康費
・光熱費
・通信費
・保育費
・雑費(日用品など)
・生命保険
・火災保険(家購入後)
・自動車保険
・交通費(ガソリンなど)
・固定資産税(家購入後)
・自動車税
・旅行費(年間一律)
(変動費)
・冠婚葬祭
(将来費)
・スマホ本体費
・家電買い換え費(エアコンなど)
・車両メンテナンス費(タイヤ交換など)
・マイホームメンテナンス費(壁補修など)
まず感じることは考える項目が多いでしょ?
そう、これだけリアルに家を保有した後のことを考えておかないと支出予想はできません。
しっかり夫婦で話し合って支出項目と年間支出金額を決めましょう。
更に他に気づくことはありませんか?
そう、外食費・健康費・旅行費ってなによ?無駄遣いじゃないの?ってことです。
わが家は夫婦で話し合った結果、この3つの項目については贅沢ではなく、マイホームを持って35年の住宅ローンを組んだ後もストレスなく生活していくために必要不可欠な項目だということになりました。
この一見無駄遣い(贅沢項目)を残すことが今後の生活を無理なく過ごすために必須です!
この項目がBMW購入費であったり、ライブ費であったり人それぞれだと思います。
とにかくご自身達が無理なく生活するための支出を考えられるだけあげましょう。
この年間支出予想を完成させることでマイホームの金額も見えてくると同時に、考えたこともなかった方であれば貯金も年間数十万円~百万円程度増加する可能性もおおいにありますよ。
これから先に必要となる貯金額を算定する
年間の収入と支出が把握できるとおのずと貯金可能額がみえてきます。
何年先に何の目的でいくら必要になるのか。
まずはわが家の目標を見てイメージして頂きましょう。
(わが家の目標)
・5年後 普通車 300万円
・10年後 軽自動車 200万円
・15年後 長女大学費 1,000万円
・17年後 長男大学費 1,000万円
・25年後 セミリタイア 4,000万円
・35年後 住宅ローン完済
この目標はまず銀行預金など元本保証のある預金では達成できないことがわかりました。
私はこの目標を達成するためにインデックス投資によるお金でお金を生み出す資産運用をすることを選択しました。
マイホームの金額を現在の金利より算定しました。
結果、申し上げた通り2,500万円~3,000万円の住宅ローンで毎月返済6万円~7万円・ボーナス返済5万円~10万円であれば無理なくローン返済可能と判断しました。
持ち家でいくか賃貸でいくか悩んでいる方はこんな記事も参考にしてみてください。
決めるのはご自身ですが、無理だけはしないように!
家族みんなで楽しく暮らすためのマイホームです!
マイホームなんてなくても十分楽しく暮らせます!
マイホームは家族の暮らしの一つの道具にすぎないと私は考えています。
長くなりましたがマイホームを契約する前に絶対考えて欲しいことです!
何度も言いますが無理しない金額を選択しましょう!
マイホームは金額も大きくなっていくため、段々と金銭感覚が麻痺してしまい1万円の価値がわからなくなります。
私は最後まで1万円にこだわりました。
かかる金額と利便性を比べ続けて、家作りを進めていきました。
これからはそんなお話もしていきたいと思います。
最後までおつきあいありがとうごさいます。