私は平凡なサラリーマンです。
月給の手取りも22万円程度と安月給。
そんな私ですが、会社で強制的に始まった確定拠出年金によりインデックス投資について勉強を始めました。
(始めは確定拠出年金なんて会社の身勝手だと思っていましたが、今は始まったことに感謝しています)
そんな私ですが、7年前から計算して現在の投資利益としては78万円程度と着実に増えてきています。
(7年間のインデックス投資の結果としては、かなり低い利益だと考えますが、本格的にインデックス投資に力を入れ始めたのは4年ほど前からですので、私としては十分な利益と考えています)
大統領選挙結果が出る前(11月6日現在)であることももちろんですが、コロナの影響で世界経済にも不安が残る状況ですよね。
投資の素人の私としては、株価がどのように動くのか近い未来については全く検討もつきません。
私のような素人投資家はこんな状況の中、どのような行動をとるべきか。
その答えだけは私は知っています。
大統領選挙結果による今後の株価
まずは旬な話題である大統領選挙の結果。
バイデン氏有利という現在の状況ですが、投票状況自体もほとんど五分。
このままバイデン氏が投票結果として当選確実となったとしても、トランプ氏は認めないという姿勢。
12月中旬まで結果は決まらないのではないかというニュースが流れています。
さて、そんな未来のわからない大統領選挙ですが、これだけ五分の状況のためもしバイデン氏が当選したとしてもハイテク株(アマゾンなど)への増税政策などは議会ですぐに可決されることは困難と判断されたらしく、11月5日に株価が急騰しています。
大統領が変わるとアメリカの方針が大きく変わる。この度に投資する株を見直す必要がある。
このように訴える投資本も少なくありません。
さて、この少ない情報から私が思うことは、私のような素人投資家の利点を活用することです。
世界的にコロナ第2波・第3波が訪れている影響による今後の株価
大統領選挙よりも大きな不安材料であるコロナウイルス。
再び首都のロックダウンが始まった国もあります。
そんな中、全世界への投資を行う者としてはアメリカが気になります。
特に私の場合はポートフォリオのうち60%程度がアメリカ経済に関連する指数のため、状況が非常に気になります!
見ての通り、アメリカの1日のコロナ感染者数は日本の比でない数字。(1日12万人)
コロナ感染者が急激に上昇していることがわかります。
1日の死者数としては、4月のころよりも減少しており、1日1,000人程度となっています。
この状況を見るとアメリカ経済は良くない状況であることは素人の私でも推測できます。
コロナで不安定な世界経済のため、インデックス指数は軒並み不安定な状況です。
コロナについてはワクチンが開発されるまではなんとも言えない状況でしょうね。
しかし、素人投資家としては今なにをすべきか私は理解しています。
素人投資家とプロ投資家の大きな違い
素人投資家とプロ投資家の違いはなんでしょう。
それは、自分以外のお金を集めて投資を行っているか否かです。
更には自分以外のお金を集めるために短期的に利益を上げる必要があるのです。
(これはアクティブファンドの場合です。指数連動ファンドでは指数になるべく近づけるように株の売買を行っているだけなので、利益を求めていないと考えます)
個人投資家また素人投資家の場合はどうでしょう。
もちろん短期利益を上げたい方もいるでしょう。
この場合はたくさんの情報を自身で分析して未来予測を行い、順張り・逆張りで利益を上げていき、さらに短期的に売買を繰り返す必要があります。
(これは間接的ではありますが、プロ投資家と戦っているのと同じようなことです)
しかし、私達は(少なくとも私は)短期投資をするつもりはなく、長期的に(10年以上)利益がでれば良いと考えてインデックス投資を行っています。
人からお金を集める必要もなければ、すぐに利益を出す(確定させる)必要もないため、ドーンと構えて長い間市場に居座り、世界経済の成長と共に利益を上げていけば良いのです。
今、私達素人投資家がすることがわかりましたか?
つまり、大統領選挙もコロナウイルスも気にすることなく、毎月(毎日)自身で決めた投資資金でファンド(商品)の買い付けを行えば良いのです。
しかし、どうしても投資を行っていると株価急騰の際には、今買わないと損する!なんて気分になり増額投資をしたくなったり。
株価急落の際には、今売らないと損失が拡大する!なんて気分になりファンド売却したくなったり。
指数の動きと同じように心も揺らぐものです。
そんな時に私が思うことは、世界経済は今実まで成長しつづけた!更に人口推移予測からもアメリカや先進国の経済は衰えることはない!と言い聞かせて、ファンドを保持、決めたファンドを一定数量購入しつづけております。
今の投資利益である78万円はこの積み重ねから生み出された利益であると思います。
私が増額(スポット投資)を行うなら株価急落の後に上昇し始めたタイミングで、幾度かに分けてスポット投資します。
しかし、これは趣味の投資方法であり、積立投資がベースです。
素人投資家はもちろん、プロ投資家ですら明日の株価予測を正確に行うことはできません。
資産を増やすにはそれなりの時間が必要です。
焦る気持ちもわかりますが、10年先に投資すると考えて気長に気楽にインデックス投資を続けることをおすすめします。
インデックス投資で買う投資信託のうちおすすめする商品
この記事を見てインデックス投資を始めてみたい!と思った方は少ないと思いますが、私の友人はおすすめ商品を紹介する間も待てず、楽天証券で積立NISAを利用した投資信託の買付を始めており、変な投資信託の商品ばかり購入していたので。
みなさんにはそんな事にならないよう、一応紹介しておきます。
- 三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim先進国株式インデックス →全世界まるごと投資
- 三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim米国株式(S&P500)→アメリカのみに投資
以上の2つです。
この投資信託の商品はどちらも三菱UFJが運営する商品ですね。
類似商品はいくつかありますので、そちらを選んでも全然いいです。
こだわりのない方は私も積立を行なっています、この2つの商品をおすすめします。
(eMAXIS Slimの商品はコスト最安値を謳い文句にしていますので、他のファンドがコスト最安値を更新したとしても、更に安くしてくると思っています)
この商品は株式比率が100%といういわゆる高リスクな商品として位置付けられる商品です。
私の考えでは、現金比率30%:投資信託比率70%が理想としています。
70%のうちの一部を積立NISAに任せていますので、下手に株式と債券を含むバランスファンドにする必要はないという考えです。
積立NISAを利用するのであれば、積立NISAの良さである非課税を最大限に活かすために、リスクが高い株式100%の投資信託をおすすめします。
(リスクが高いとはいえ、個別株を買うのに比べるとかなり低いリスクだと私は思いますけどね)
投資を始める前にはもしも預金を強くおすすめします。
理由はこちらの記事にまとめています。
更に、月の収入と支出予測表を作ることも強くおすすめします。
私はこの表を作ったことで年間100万円の預金(投資資金)を作ることに成功しています。
最後までお付き合いありがとうございます。