積立NISAとは国が進める貯金つくりの方法の1つだと思ってください。
私は2018年に積立NISA制度が開始してから、3年間この制度を利用しお金を増やしています。
積立NISAは投資です。
投資と聞くと、怪しい・難しい・損するといった負のワードが思いつくかと思います。
この積立NISA制度は始めに紹介したとおり、国の制度です。
- 私の積立NISAはSBI証券を利用しています
- 私の積立NISA状況の報告
- 積立NISAを超簡単に紹介
- 学資保険を買うことはただ保険屋にマージンを払っているだけ
- 積立NISA口座を開設するなら楽天証券をおすすめします
- 積立NISAで買う投資信託のうちおすすめする商品
- 投資信託に不安がある方は無理せず、100万円を預金してから始めてください
まずは、こんな制度もあるんだなと知ってもらいたい。
正しく理解すればとても良い制度です。
特に子育て世代の方、退職を控えている方には是非知ってほしい!
まずは私の積立NISAによる現在の結果をお伝えします。
私の積立NISAはSBI証券を利用しています
積立NISAは1人に対して1口座しか開設できないというルールがあります。
もちろん店舗のある銀行やゆうちょでもNISA口座を開設することは可能です。
私の場合は、ブログを読み漁った結果、ネット証券による口座開設が良いと判断してSBI証券を選択し口座開設をしました。
なぜ、ネット証券が良いのか。
理由は2つあります。
- 商品数が圧倒的に多い
- 銀行員から説明を受ける必要がなく、不利益な商品を売りつけられない
商品数が多いということはメリットです。
ただし、私が実践している方法は全世界にまるごと投資することで世界経済の成長により利益を生み出す方法です。
ちょっとめんどくさいワードですが、簡単にいうと買い付ける(積み立てる)商品のうちおすすめする商品はほんの数種類しかないという事実です。
銀行員と聞くと、お金のプロと思いますよね。
もちろんプロです。
ただし、営業のプロでもあります。
積立NISAで選べる商品は銀行にとって旨味の少ない商品(利益の少ない)が多いです。
それもそのはず、積立NISAの商品は国が許可した商品に厳選されているからです。
銀行員(営業マン)としては銀行の利益(自身の手柄)を考えると、積立NISAよりも自身の利益に繋がるドル建て預金などを売りつけたいのです。
相手はプロの銀行員です。
予備知識もないお金の素人なら、丸め込まれて積立NISA商品ではない別の商品を買わされてしまってもおかしくない。
(最近はかんぽ保険でゆうちょがニュースで大騒ぎされていましたね)
もちろん中には良い営業マンの方もいるでしょう。
しかし、そんなリスクを避けるためにもネット証券が良いと判断しました。
(この手の話はたくさんの方がブログで教えてくれます)
私の積立NISA状況の報告
私の2020年現在の積立NISA口座を見てもらいます。
投資したお金(元本)は105万円程度に対して、現在は122万円ほどの資産価値となっています。
結果としては、16万円利益がでていますね。
およそ3年間で16万円の利益を高いと思うか安いと思うかは個々によるでしょうね。
私としては、2歳と3歳の子供の学費として積立を行っているため、現在16万円という利益は順調すぎるほどです。
積立NISAの期限となる17年後には1300万円ほどの資産価値となり、500万円ほどの利益を手にする予定です。(年利3%で複利計算した場合)
積立NISAを超簡単に紹介
この記事では積立NISAに興味を持ってくれればそれで良いと思い書いています。
詳細については、要望があれば詳しく紹介しますが、ここでは大まかなポイントのみお伝えします。
- 20年間非課税(本当は利益のうち20%程度が税金で持っていかれる)
- 年間40万円までが限度(月3万円程度)
- 投資の一種である投資信託による積立(プロが運用してくれる商品を買うという手法)
投資信託という言葉を初めて聞いた方がいると思います。
簡単に紹介すると、学資保険や銀行などもこの投資信託によりお金を増やすことを行っています。
(正確には株や債券を運用しています。投資信託も株や債券をパック売りしてる商品ですので、このような表現を今回はします。)
投資信託では、投資のプロがたくさんの株を購入し運用して成果を上げていくことを商品として販売しています。
私達はたくさんの株の詰め合わせとなったパック(商品)を購入することになります。
ここで大切なのは私達はトヨタやソニーといった個別株を買うわけではありません。
トヨタやソニー、海外で言えばアップルやグーグルなどたくさんの株(商品)が詰まったパックを買うことができる。
メリットとしては、その中の1社が倒産しても購入している投資信託の商品の価値が0円になることがないということです。
(ただし、一時的に50%程度の価値となってしまうタイミングはあります)
学資保険を買うことはただ保険屋にマージンを払っているだけ
学資保険は子供達の学費を貯金しつつ、親に不幸があった場合には保険屋が代わりに支払いをしてくれるという性質ですね。
保険とは不幸があった場合にお金をもらえるということを売りにしています。
つまり、不幸があった際に必要となるお金があれば保険は不要です。
学資保険に加入する際に、自身の不幸があった場合にお金を残したいから加入しようという方は少ないのではないでしょうか。
漠然と子供達の学費を強制的に自動で貯金するために学資保険を使うという方が多いと思います。
保険屋は以下のような流れで運営をしています。
学資保険加入者→保険屋がお金集め→投資信託購入→投資信託による利益が出る→利益の一部を学資保険加入者に戻す
さあ、積立NISAを自身で行った場合はこんな流れです。
積立NISA口座開設→投資信託購入→投資信託による利益が出る→利益を全て貰える
現在の学資保険は、支払った金額よりも戻り金額が低くなる可能性があるという説明を受けます。
それはとても変な話ですよ。
保険屋のタイミングで投資信託による利益がでてない場合は、返金額を小さくすることで保険屋には何の損失もでない流れを作っているのですもの。
それなら自身で積立NISAあるいは、普通預金や定期預金をした方がよっぽどマシです!
(預金の利率が高くても0.02%程度なので、現在の預金ではお金は増やせません)
ただし、自身に不幸があった時にお金を残したい方は別です!
この場合は学資保険ではなく、もっと安い生命保険を必要な期間(子供が自立するまでなど)で掛け捨て保険に入ることをおすすめしますよ。
私の場合は共済保険で私自身に不幸があった場合、家族に月10万円〜15万円ほどのお金が入るという商品に加入しましたね。
月額2,000円ほどです。
積立NISA口座を開設するなら楽天証券をおすすめします
私はSBI証券により積立NISAをしています。
が。
絶対に楽天証券の方がおすすめです。
楽天証券では証券会社で唯一クレジットカードを利用して投資信託の商品を購入することができます。(月上限5万円まで)
このため、投資信託の商品による利益が期待できるし、更に楽天ポイントまで毎月最大500ポイント貯まるという状況を作ることができます。
私の場合は利益のうちおよそ20%を税金で取られる、特定口座というものを楽天証券では利用しており、毎月5万円積立を行っています。
(はやく知っていれば楽天証券で積立NISAも始めてたのですが、1人1口座までしか持てないため、移行手続きというものが必要となりめんどくさくてそのままSBI証券で積立NISAを行っています。w)
積立NISAで買う投資信託のうちおすすめする商品
この記事の内容でよし!積立NISA口座を開設して投資信託を購入しよう!
となる方は少ないと思いますが、私の友人はおすすめ商品を紹介する間も待てず、楽天証券で積立NISAを始めており、変な投資信託の商品ばかり購入していたので。
みなさんにはそんな事にならないよう、一応紹介しておきます。
- 三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim先進国株式インデックス →全世界まるごと投資
- 三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim米国株式(S&P500)→アメリカのみに投資
以上の2つです。
この投資信託の商品はどちらも三菱UFJが運営する商品ですね。
類似商品はいくつかありますので、そちらを選んでも全然いいです。
こだわりのない方は私も積立を行なっています、この2つの商品をおすすめします。
この商品は株式比率が100%といういわゆる高リスクな商品として位置付けられる商品です。
私の考えでは、現金比率30%:投資信託比率70%が理想としています。
70%のうちの一部を積立NISAに任せていますので、下手に株式と債券を含むバランスファンドにする必要はないという考えです。
ちょっとめんどくさい話をしましたが、積立NISAの良さは非課税ということですので、リスクが高い株式100%の投資信託をおすすめします。
(リスクが高いとはいえ、個別株を買うのに比べるとかなり低いリスクだと私は思いますけどね)
投資信託に不安がある方は無理せず、100万円を預金してから始めてください
とはいえ、得体の知れない投資信託など怖くて手が出せないという方はまだまだ多いのが事実。
日本の人口は1億2200万人ほどです。
このうち、積立NISA口座を開設した方は、1450万人ほど。
全人口のうち8%程度の人しか利用していない制度ということです。
これと比較して、アメリカなど他の先進国では人口のうち60%〜70%ほどが積立NISAで行えるインデックス投資という手法を行なっています。
日本の資産を作る考え方がいかに遅れているかわかりますね。
私の好きな言葉はお金に働いてもらう!です。
(好きな理由は、お金に働いてもらうと私がその分働かず楽できるからです。w)
投資信託はこの言葉とおりお金に働いてもらい、お金を増やす手法ですね。
とはいえ、良いかなと思っても日本人のうち8%ほどしか利用していない制度ですし不安はありますよね。
そんな方におすすめしたいのがもしもの預金つくりです。
月支出*半年〜1年間=もしもの預金
もしもの預金により会社が倒産し、収入がなくなったなど大きな問題が発生した場合にも安心して生活を送ることができる資金を現金預金として持っておくことで不安解消に繋がります。
我が家では150万円ほどはもしもの預金を確保しています。
投資信託で重要なのは買った商品を10年以上売らずに保持し続ける事。
この期間が短ければ短いほど損する可能性が高くなってしまいます。
もちろん、保持する期間が長ければ長いほど利益を得る可能性も金額も大きくなります。
(これは過去のデータより世界経済に投資した場合は20年間以上保持し続けると、損している方は0%となっています)
投資商品をもしもの時に保持し続けるためにももしも預金をおすすめします。
最後までお付き合いありがとうございます。
かなり短めに紹介しましたが、要望が多ければポイントごとにもっと詳細に紹介していきたいなと思っています。
今日は積立NISAという制度があることを知って頂きたかった。
更に、学資保険の仕組みについて知って欲しかった。
このことについて少しでも多くの方にこの記事が読まれれば、より良い未来になると思っています。
次に紹介するのは、お金を貯める近道はというテーマで紹介していきます。