第4回となったFIRE最強の早期リタイヤ術の紹介。
今回は30代での早期リタイヤについて紹介していきます。
なぜ第4回の今になってようやくこの本のメインテーマである早期リタイヤについて紹介するのか。
私にとってこのブログを読んでいただいている方へいち早くお伝えしたかった情報は今までに紹介してきた(第1回)コロナショックの今だからこそ読んでほしい!
(第2回)高配当株をポートフォリオへ!
(第3回)マイホームと賃貸を悩んでいるなら!だったからです。
しかしこのテーマは今考えれば第2回くらいに紹介すべきだったかなw
1冊の本を紹介するのにこんなに時間を掛けることになるとわw
今回はテーマは紹介している本のメインテーマでもある早期リタイヤについてです。
何年後にリタイアできるのか示す表があった!
本の中に表がありますが、この表は月の収入のうち支出を除いた上で何%程度貯金に回せるかで何年後にリタイアできるという表です。
本の資料なのでグラフ自体を乗せることはでませんが、目安をいくつか紹介します。
リタイアまでどれくらいの年数がかかるの?グラフより抜粋
・月収入のうち100%を貯金に回せる方(リタイヤまでの年数0年)
・月収入のうち60%を貯金に回せる方(リタイヤまでの年数10年)
・月収入のうち30%を貯金に回せる方(リタイヤまでの年数20年)
・月収入のうち10%を貯金に回せる方(リタイヤまでの年数30年)
・月収入のうち5%を貯金に回せる方(リタイヤまでの年数40年)
いかがでしょう?この表の重要なポイントは収入の何%を無理せず貯金できるかです。
(私のいう無理とは過度なストレスを感じる節約のことです。努力せずに貯金しろと言っているわけではありません。むしろ固定費を減らしたり、無駄な買い物を減らしたり、クレジットカードなどのポイント還元を最大限に利用したりして支出を少しでも減らすことです)
一般的な家庭であれば貯金率は5%〜10%といったところでしょう。
わが家の場合は年間430万程度の収入(子供手当などを含む)がありますがそのうち年間100万円は貯金できています。
つまり支出のうち23%は貯金できていることになるため、リタイアまでの表で確認すると25年ほどでリタイア可能ということになります。
現在の資産と合わせて資産運用を行なった場合、25年後にはおよそ8000万円(投資資産7500万円+現金500万円)ほどの資産を作れる計算になります。
(この計算は私が作成した自身のライフプランより投資資産には4%の複利効果を持たせ、現金は単純に25年分にした金額です)
このわが家の年間支出は現在320万円です。
つまり8000万円の4%です。
ここで4%ルール内の金額を作れたためリタイア可能ということにつながるのです。
私のライフプランでは悪い方に考えている(リストラは考慮してないけど)ため給与が上がることは考慮していません。
それでも無理なく生活できる住宅ローンとなりましたのでマイホームも購入(現在建設中)しました。
30代で早期リタイヤできるかは支出と収入のバランスにより人それぞれである
結局人によってリタイア可能な時期は違うということです。
それでもリタイヤ可能な金額がいくらになるのか計算できるだけでも十分参考になりますね。
ここで先ほどでてきた4%ルールについて簡単に紹介します。
4%ルールとはリタイヤ後に自身の投資資産のうち年間4%ずつ崩して生活費にあてながら生活することができれば、投資資産が枯渇することなく35年間生活できる可能性は95%であるということです。
つまり、投資資産のうち4%で生活することができればリタイヤできるということになります。
この4%とは研究者が100人の退職者のポートフォリオより導きだした数字です。
こちらの根拠についても本にはグラフが乗っていますよ。(ここでは載せられませんので割愛!)
35年間しか枯渇しないのであれば30代でリタイアできないじゃん!
この答えについてもしっかりと説明されていました。
毎年投資資産を確認してその時点の4%を崩せるとするならその時点から35年間は枯渇しない。
つまり、毎年投資資産が減っていないことを確認して(減っていない時のみ崩す)から取り崩していくという行為を続ける限り永遠に投資資産は枯渇しない。
ごもっともw
言葉でいうのは簡単ですが減っていない時だけ積み崩してよいということは、リタイヤした後に収入がない状態で今回のコロナショックのようなことになったら投資資産は崩せないということになります。
(崩せないわけではないですが、マイナス状態の時に投資資産を崩すほど嫌なことはありませんよね)
このためにこの本ではいくつかの対策を講じています。
・年支出の5年分の現金を貯蓄しておく。この現金んを現金クッションと呼ぶ(わが家の場合は1600万円)
(5年とはS&P500指数を基に過去におきた暴落のうち指数がもとにもどるまでに要した最長の年数)
自身のポートフォリオにより作り上げた資産(わが家の場合は8000万円)とは別に1600万準備するとなるとかなりの時間を要してしまいます。
著者はこの1600万円の現金クッションを少しでも減らすために対策を考えました。
・年支出の5年分の現金クッションを減らす方法
(利回りシールド)
インデックス投資ではなく類似の高配当株式をポートフォリオに取り入れ、配当金により1600万円の足しとする。
利回りシールドについては第2回をご覧ください。
(物価の安い国へ旅行に行く)
著者はリタイヤ後ずっと世界旅行にでかけているそうです。
びっくりしたのが(著者もびっくりしたらしい)なんとずっと世界各国に旅行し続けている支出が、今まで生活してきた支出と比較して100万円ほど安かったということです。
著者は欧米など物価の高い国に半年、東南アジアなどの物価の安い国に半年滞在して暮らしているようです。
確かに物価は国によりかなりことなります。
ボンビーガールというテレビ番組をご存知でしょうか?
独身の女の子がタイなどの物価の安い国に移住して日本での暮らしと比較するとかなり生活水準の高い暮らしをしているのに、日本にいた頃よりもかなり多くの貯金ができて楽しく生活しているというものです。
著者はこのボンビーガールの仕事をしない(旅行バージョン)バージョンということですね。
最高に楽しいでしょうw
私はポートフォリオに高配当株を取り入れて1600万円の現金を作りながら貯金を続けます
第2回でも紹介していますが、私はTOPIXの代わりに高配当株をポートフォリオに取り入れる予定です。
まだ、取り入れる商品は決まっていませんので決まりましたらお知らせします。
この本について記事は第4回となりました。
昨日、夜な夜なFIRE最強の早期リタイヤ術を読破してすぐにでもブログで紹介したいというアドレナリンがでました。
翌朝から記事を書き始めまして、夜第4回を書き終えたところです。
とりあえず私の伝えたい気持ちは第4回を書き終えたことでおちつきました。
一気に第1回〜この記事まで読まれた方。お疲れさまでした。
今後も私の心をうつような情報を発信していきたいと思っています。
最後までお付き合いありがとうございました。
ずぼりーマンパパでした。
(第1回)コロナの今だからこそ読んでほしいインデックス投資について!
(第2回)高配当株だけで運用?高配当株は一部運用?ポートフォリオに組み込んでみよう
(第3回)マイホームor賃貸どちらがいいの?