この本の良さは本の構成が非常に広いこと。
・著者の体験談
・インデックス投資方法
・借金するな
・賃貸とマイホーム
・子育て
・早期リタイヤ
・お金持ちになるには様々な道がある
大きな分野でわけるとこんな感じでしょうか。
お金関連の本は本当にたくさんあります。
しかしこんなに視野の広い本には初めて出会いました。
そう、お金の話を考えるときに絶対に必要なことは自身の生活スタイルを考える必要があります。
また、今後どのような生活を送りたいかを考える必要があります。
このようなことを考えるためにも、インデックス投資の方法だけ学んでも方向がずれていきますし、借金はするなということだけ学んでもお金は増えていきません。
すべてを学んで自身の考え方にできたとき、初めて正しい道を選択できることになると私は思っていました。
この本はそんな考え方の道しるべとなる本ではないかと私は思います。
しかし勘違いしないでほしい。
私はここまで絶賛したような紹介をしていますが、完璧だとは言っていません。
少なくても私はこの本に共感することが多くとても気に入っていますが、この本はどちらかと言えば癖が強い本ですw
こころして読みましょうw
また、お金にまつわる高度な話(トレードの方法など)については書いていません。
理由は簡単です。
この本で紹介されているお金の増やし方はインデックス投資だからです。
今このコロナショックのタイミングでこの本に出会えたことに私は感謝しています。
今回のテーマは高配当株をポートフォリオへ追加することについてです。
私はインデックス投資歴3年です。
少しインデックス投資をかじった程度です。
高配当株について興味はありましたが、購入はしてきませんでした。
保有している商品
・東証株式指数(TOPIX)10%
・MSCIエマージング・マーケット・インデックス連動 10%
・MSCIコクサイ・インデックス連動 40%
・S&P500指数 30%
・NASDAQ100指数 10%
見てのとおり米国の割合がおよそ60%程度のポートフォリオです。
この本では高配当株は利回りシールドとして利用すると紹介されています。
利回りシールドとはなんでしょう?
この本では4%ルールを守れば95%の人が資産を減らすこなく運用を続けることができることを紹介されています。
(4%ルールとは自身のポートフォリオのうち年間4%ずつ売却することです)
著者は残り5%になる可能性を限りなく0に近づけるためにこの利回りシールドを考えました。
要するに利回りシールドとはインデックス指数のみで構成されたポートフォリオのうち一部を類似の高配当株に置き換えて運用を続けるというものです。
高配当株に置き換えることによって著者の場合はETFより大きい配当を得て手持ちの現金を増やすことができます。
今のコロナショックのような状態で市場が下落している場合は、投資資産は売却せず手持ちの現金で生活をするということですね。
子持ちの平凡なサラリーマンであり、1億円なんてほど遠いと思う方へ置き換えて考えて見ましょう
これは私のことですw
筆者は1億円(ミリオネア)を達成したことと、自身の支出が1億円でリタイアできる水準の生活を送っていたため投資資産から毎年得られる現金のみ(仕事を辞めた)で生活していく人生を歩んでいます。
私の場合は筆者の方と同じ年間の支出は400万円であるため、リタイアに必要な費用はおよそ1億円です。
(私の場合はこの本の中でも紹介されているのですが、半分リタイアを目指していますので5千万円でリタイア可能と考えています)
さて、リタイアの話は一旦おいておきましょう。
私が目指す5,000万円の資産を作るまでにはまだまだ時間がかかります。
(計算上では残り25年程度で私はリタイアできそう)
リタイアに向けてのポートフォリオを準備していく必要がありますね。
ここで今回のメインテーマ高配当株をポートフォリオへ取り込む計画についてお話しします。
私のポートフォリオを紹介します。
・東証株式指数(TOPIX)7%
・MSCIエマージング・マーケット・インデックス連動 7%
・MSCIコクサイ・インデックス連動 28%
・S&P500指数 21%
・NASDAQ100指数 7%
・ドル 10%
・円 20%
債権は全て現金のみとしています。
最近は日本も米国も低金利が進んでおり、米国債を購入するリスクとリターンを考えると現金を保有しておいて今のコロナショックのような時にリバランス(結果、株式を購入することになる)をした方が良いと考えています。
債権ポジションについては高金利になってきたら考えます。
話が逸れました。
私が今後取り入れる高配当株はこのポートフォリオのうち、東証株式指数(TOPIX)の部分で購入していきます。
まだ、ファンドにするか個別株にするかは決めていませんができれば投資信託を選択したいと思っています。
良さそうなファンドはあるでしょうから後は手数料次第ですね。
日本の高配当株については決まりましたらまた報告します。
なぜ東証株式指数の部分で購入するのか。
米国の部分で購入しても良いのではないか。
確かにそのとおりです。
もしかすると今後は私のポートフォリオで1番多い比率を占める米国部分の一部を米国高配当株式購入に当てるかもしれません。
少なくとも私は日本に住んでおり日本人です。
手持ちのファンドの中でも日本の指数が1番身近な指数です。
良いファンド選びをするためにも1番詳しいであろう日本の高配当株を選んでいこうと思います。
ここまで欲しい情報を絞れればブログでも本でもたくさんの情報から選ぶことができますよね!
この本はその選択を自身で考えるための道しるべにとても良い本だと私は感じています。
この本が今まで1番わからなかった高配当株をポートフォリオへ組み込む比率を教えてくれた
どのくらいの比率で高配当株を持てばよいのか?
答えはありません。
人それぞれ、自身の考えで納得のいく比率で持てば良いとおもいます。
欲しい不労所得を計算して、その不労所得をなるべく早く得るために米国の高配当株のみ保有している方もいます。
私の場合は投資信託のみ運用しており配当なし(正確には自動再投資であり税金対策になる)の運用をしており少しは不労所得を得たいと思っていましたが、できれば少しは欲しい。
どのくらい保有すればいいのだろう。
この本を読んで私がピーンときた答えは、自身のポートフォリオのうち類似するファンドに置き換えて考えるということです。
とてもしっくりする考え方でした。
誤解のないようにお伝えしますが、この本では高配当株は一時的(5年程度)保有するファンドとして紹介されています。
私の場合はせっかく投資するのですから、投資信託だけのノーロードでは配当を得るという楽しみが全くないので少しは配当を得て楽しむために高配当株を購入してみようと思います。
まだまだFIRE最強の早期リタイヤ術についてはお伝えしたいお話しがあります。
今回はこの辺で終わります。
あまり長々とお伝えしても読みにくいですからねw
それと横の1歳がお昼寝したそうなのでこのへんでw
最後までお付き合いありがとうございます。
ずぼりーマンパパでした。
(第1回)はこちらです。