昨日0歳8ヶ月の子供が熱性けいれんを起こしました。
その時の体温は39.4度。
かなり高熱です。
うちの子は現在2歳の上の子も1歳の時に熱性けいれん起こしました。
私は医療関係者ではありません。
ただのサラリーマンです。
でも、熱性けいれんはいきなり起こります。
わが家の場合は2回とも子供の近くにいたのは私でした。
熱性けいれんについては、医療関係者でなくてもわが子を守る為の知識として知っておく必要があると感じたので今回紹介します。
紹介する内容は、過去2回経験した体験談と医師に説明してもらった対処方法について紹介します。
熱性けいれん発生時の対処方法
・子供を横向きにする(吐いたものが詰まらない対策)
・泡をふいたらタオルなどで拭き取る
・首元が締まった服を着ている場合は首元を楽にする
・痙攣時間を計測する
・5分間以上痙攣が続く場合は119番
子供を横向きにする理由、これは痙攣だけの話ではありませんが、嘔吐(痙攣時は泡や食べていたもの)する際に喉(気管)が詰まることを防ぐためです。
泡をふいたらタオルで拭き取る理由は、痙攣時は呼吸が止まっているわけではありません。
口の色は紫色になりますが呼吸はしているそうです。
痙攣が終わる瞬間に一瞬息が止まるそうです。
痙攣終了後に息が一瞬止まっているので大きく息を吸い込むそうです。
その際に口に泡がついていると吸い込んでしまい、気管を詰まらせる可能性があるため泡は拭き取る!
これが大事です。
痙攣時間を計測しておくこともとても重量です。
理由としては、まず、5分以上痙攣した場合は119番通報し救急搬送を必要とするからです。
5分の理由としては、20分以上の痙攣により脳へのダメージが大きくなってしまうため、5分痙攣で救急車を呼び搬送時間を考慮しているとのことでした。
なので、20分以内に搬送できる病院がないようなところにお住まいの方は、痙攣が起きたら即119番しましょう。
我が子を守るためです。
5分以内で痙攣が治ってもいいじゃないですか。
最悪を想定して動けるように119番通報も迷ってはダメです。
・子供の口に親の手など異物を入れてはいけない
・背中を叩かない
・痙攣した場合は痙攣時間に関係なく病院を受診する(独自で判断しない)
熱性痙攣には昔ながらの間違った知識があります。
絶対にしてはいけないこと。
痙攣時に子供の口に舌をかまないようにと、自身の手や割り箸などの異物を入れてはいけません。
手だと噛みちぎられてしまいますし、割り箸なんかでも噛み砕いてしまうそうです。
その噛み砕いた破片が喉に詰まる恐れがあるので絶対にしてはだめとのこと。
また、熱性けいれんで舌を噛みちぎるとこはないそうですよ。
背中を叩かない理由としては、叩いたり呼びかけるとかえって痙攣が長引くことがあるようです。
背中を叩きたい気持ちはわかりますが止めましょう。
それよりも、口の泡をしっかり拭き取ったり、痙攣時間の計測をしたり、まだ余裕がある場合はスマホなどで痙攣の様子を動画で撮影しておくと良いようです。
私には撮影の余裕はありませんでしたが。笑
熱性けいれんの体験談
上の子の場合(1歳の時)
時期は8月でした。
39度を超える高熱がで午前中に小児科を受診。
手足口病でしょうとのことで、高熱時できつそうな時に使ってくださいと座薬を処方されました。
39度を超えているのに元気そうに部屋で遊んでいました。
子供って凄いなと思いましたね。
バナナがほしいというので、バナナをあげました。
バナナを食べながらテレビを見ていると。
子供が急にテレビの方向ではなく、壁しかない右斜め上の方に首がぐーと動いていきました。
私は子供のすぐ後ろのソファーに座って、一緒にテレビをみてましたね。
後ろから見ててとても違和感のある動きでした。
違和感があったので子供の前に回り込んで顔を見てみました。
すると、口からバナナがでていて、目は右斜め上を向いています。
おかしい!!(この時私は熱性痙攣という言葉すら知りませんでした)
すぐに子供を抱っこして台所にいたママを呼びました。
するとママが、
子供を横にして!
痙攣してるから!
と言いました。
私の膝の上にすぐに横向きに向けて抱っこしました。
その時ママはすでに痙攣時間の計測を開始したいたのです。
子供の痙攣は5分弱で終わりました。
その後、午前中に受診した小児科に痙攣があった事を伝え再度受信しました。
その後は自然と熱が下がり治りました。
下の子の場合(0歳の時)
時期は6月。
朝からグズっていたので午前中は抱っこして過ごしていました。
体が熱いと感じたので昼過ぎに熱を測ってみると、39.4度。
高熱でした。
慌てて小児科に電話すると、かかりつけの受診は夕方からとのこと。
以前行ったことのある別の小児科を受診しました。
私が子供を抱っこして待合室で待っていると、急に子供の手が震え始めました。
痙攣だ!
すぐに医師の元へ連れていきました。
即、布団が敷かれその上に横向けに寝かせるように指示されました。
子供を布団へ横向きに寝かせると口から紫になっていることに気がつきました。
先生は痙攣始まってどのくらいか問われたので、20秒ほどと返答。
この痙攣は1分弱で終わりました。
口の色も赤みを取り戻し。
泣き声をあげました。
これで大丈夫と医師に言われて一安心しました。
やはりこの時の診断もエンテロウイルス(夏風邪)とのこと。
次の日には熱も下がり、現在は元気にずりバイしてます!
まとめ
熱性けいれんは知らないとほんとに焦ります。
焦ったときはわかっていても間違った行動をとってしまうものです。
しっかりシュミレーションしておきましょう。
痙攣は突然訪れます。
体験談の中ででてきたエンテロウイルスとは、夏風邪のことだそうです。
エンテロウイルスの症状が手足口にでれば手足口病。
口内にできればヘルパンギーナと診断されるとのこと。
うちの下の子の場合は症状が出ていなかったので、エンテロウイルス(夏風邪)と診断されました。
エンテロウイルスは熱性けいれんを起こしやすいらしいんです。
もう今年も6月です。
暑い日が続いています。
すでに夏風邪の流行は訪れつつあります。
あなたもお子さんを守るために、熱性けいれんの知識をつけておきましょう。
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最後までお付き合いありがとうございます。
ずぼりーマンパパでした。