なぜ、インデックス投資をする必要があるのか。
銀行の定期預金や、個人向け国債で、あなたの必要となる金額を作ることができるなら、それも良いと思います。
安全ですし、いつでも損益無くお金を受け取ることができますからね。
物価も少しずつ上昇しているのが現実なので、定期預金や個人向け国債も考え方によっては、損なんですけどね。
まぁ、これは、別の機会に紹介します。
今回は、なぜ、投資が必要なのか。
なんのために、あなたは投資をしますか?
目的と目標金額を予め考えておくことにの大切さについて、紹介していきます。
目的・目標を持つことで、必要となる毎月の積立金額がわかる
投資の目的と目標金額を予め考えることで、最低限、投資に必要となる金額がわかります。
いいですか。
必要な金額がわかる!だけです。
決して、必要な金額が決まるわけではないので、間違えないでください。
インデックス投資をする目的として、選ぶ項目は、10年以上投資期間のある項目であること。
また、必要な時期が決まっておらず、金額のみ決まっているものが良いです。
インデックス投資で資産を作っていくには、10年以上の期間が必要ですからね。
我が家の目的と目標を例として紹介しますね。
目的と目標の例
- 家の頭金 5〜10年後に300万円
- 車の資金 10年後に300万円
- 子供の学費 16年後に800万円
- 車の資金 20年後に300万円
- 家のローン返済 30年後に2200万円
- 老後の資金 30年後に1000万円
- 車の資金 30年後に300万円
合計で、5200万円必要ですね。
積立できる期間でインデックス投資で作れる資金は大きく変わります。
これは、あくまで目的と目標です。
目標金額を作ることが困難だなとなった場合は、目標金額を減らしたり、収入を増やす努力をしたり、毎月の支出予測金額を減らす努力をしましょう。
次は積立金額を考えていきましょう。
あなたのポートフォリオを決めよう
インデックス投資の目的と目標が決まったら、積立金額を考えましょう。
積立は現金積立と投資積立に分ける必要があります。
これが、あなたの資産のポートフォリオの配分になるわけです。
現金積立と投資積立の割合は、一般的には以下のようにするのが良いとされています。
現金積立と投資積立の割合
- 20代(現金20%︰投資80%)
- 30代(現金30%︰投資70%)
- 40代(現金40%︰投資60%)
- 50代(現金50%︰投資50%)
- 60代(現金60%︰投資40%)
- 70代(現金70%︰投資30%)
年齢が上がるごとに、投資の割合が減っていますね。
理由は、年齢が上がるにつれて、体力がなくなっていき、費用が必要となったときに、株価が下落していた場合、副業などの収入でのリカバリーが難しいということです。
これは、あくまで一般的な考え方です。
私は30代ですが、現金20%︰投資80%のポートフォリオを目指しています。
我が家は、共働きなのでどちらかにイレギュラーが起きても、どちらかがフォローできるため、強気の投資姿勢ですね。
さて、あなたの現金と投資の割合が見えてきましたかね。
では、毎月の積立金額を考えていきましょう。
毎月の積立金額を決めよう
今現在、既に貯金がある方とない方で、毎月の投資金額は大きく違います。
まずは、もしもの現金を作りましょうね。
我が家の例を元に積立金額を決めていきます。
積立金額の例
- 家の頭金 5〜10年後に300万円
- 車の資金 10年後に300万円
- 子供の学費 16年後に800万円
- 車の資金 20年後に300万円
- 家のローン返済 30年後に2200万円
- 老後の資金 30年後に1000万円
- 車の資金 30年後に300万円
これが、積立目的と目標期間ですね。
私が家の場合は、毎月の積立金額の限界は10万円程度です。
これは、毎月の支出予測より算出した、残額ですね。
10万円の80%が私の投資金額となるのですが、ここからが現在の貯蓄がある方とない方で変わってきます。
我が家のポートフォリオで見たときに、既に20%以上の現金を保有しています。
このため、我が家では、毎月の積立で現金を作る必要はなく、全て投資資金として良いと判断します。
というわけで、ここでは現実とおり、10万円の投資資金で計算していきます。
毎月10万円投資した結果(年利4%・税引き後)
- 家の頭金 (目標)5年後に300万円−(投資資産)680万円=(残資産)380万円
- 車の資金 (目標)10年後に300万円−(投資資産)1000万円=(残資産)700万円
- 子供の学費 (目標)16年後に800万円−(投資資産)820万円=(残資産)20万円
- 車の資金 (目標)20年後に300万円−(投資資産)500万円=(残資産)200万円
- 家のローン返済 (目標)30年後に2200万円+(ローン利率35年)500万円−(20年間の返済額)1490万円−(投資資産)1400万円=(残資産)190万円
- 老後の資金 (目標)30年後に1000万円−(投資資産)190万円=(残資産)−810万円
- 車の資金 (目標)30年後に300万円−(投資資産)−810万円=(残資産)−1110万円
結果、30年後の資金が−1110万円と投資で作る金額のみで目標項目の資金を作るのは困難な可能性が高いことがわかりました。
子供の学費と家のローンの支払は大丈夫そうなので、また、収入が上がったり、支出が下がった段階で積立金額を増やす予定です。
まとめ
大雑把な計算ですが、計算しておくと、少し将来のビジョンが見えますね。
今後の投資計画も立てやすいです。
目的と目標を決める大きな理由は、今後インデックス投資を続けていく中で訪れる株価大暴落時に投資商品を売却しない対策です。
インデックス投資の最大限のメリットは、大暴落しても、数年待てば元の水準また、それ以上に上昇するということです。
待てばいいのです。
ひたすら耐えてください。
そのためにも、目的と目標をしっかり持って、その金額を達成するまで売らないでください。
あなたなら耐えられます!
耐えて私と一緒に将来ニヤニヤしましょ!
私がおすすめするのは、インデックス投資です。
証券会社は楽天証券、SBI証券をおすすめします。
投資を始めるのであれば、どちらも開設しておいた方が良いです。
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最後までお付き合いありがとうございます。
ずぼりーマンパパでした。